住宅ローン不安解消レシピ

住宅ローン相談 >> 8.マイホーム購入相談の前に眺めてみよう〜お客様Q&A・感想

レシピ8 お客様Q&A・感想

 お客様Q&A・感想

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Q. さて、わが家は、今年の夏に夫と二人共有名義で新築マンションを購入
したのですが、イマイチ税金関係についてわかりません。特に初年度は
自分で確定申告をしなければならないし・・・。

控除の仕組みや、家購入に際しかかる税金(固定資産税?不動産所得税?
その他は?)や、税を軽減するために自分たちですべきことなど、出来れば
例をとって(4千万のマンションを買った場合に初年度に出さなければ
ならないトータルの額など)ご教示いただければ幸いです。

なんだか色々なメルマガや書籍を見てはいるのですが、よくわからないのです。
宜しくお願いいたします。

A《回答》

マンションのご購入おめでとうございます。
申告については、いくつか確認しないといけない点があります。

(1)住宅ローン控除(ご主人)
(2)住宅ローン控除(奥様)

(1)は特に説明は要らないと思います。

(2)は収入合算等で奥様がご主人と別々に借入をした場合、または連帯債務
者として借入をした場合です。共有名義というだけの単なる連帯保証人は
対象からはずれます。

金融機関によっては連帯債務がなく、夫婦でのローン控除が受けられない
場合もあります。

申告はそれぞれ夫婦で別になりますので、面倒ですがそれぞれの手続きで
同じ書類を複数準備する必要があります。

また、ローン控除については購入物件の面積等の条件もありますのでクリア
しているか確認しましょう。

住宅ローン控除は、保険料控除などとは異なり、税額控除といって払った分の
税金が還付される優れものです。

みどみどさんは、昨年入居されたのであれば今回の申告となり、年末調整に
よる還付が受けられるのは今年の年末からになります。

また、固定資産税、不動産取得税などの軽減は自分から申請する必要がない
状態になっているはずだと思います。

基準は新しい住所で登記されているかがポイントです。

旧住所で登記されたのであれば、不動産取得税の納付書が届くことになると
思いますが、50平方メートル以上の自己居住用の新築マンションであれば、
まず取得税がかかることはないはずです。

もし、納付書が届いたら税務署で軽減措置を受ける手続きをして下さい。
また、払ってしまった場合でも同様の手続きをすれば還付してくれます。

確定申告では必要書類や印鑑をもっていけば、税務署の係官が教えてくれます。

ただし、書類に不備があるとまた出直しですので、事前に確認しておきま
しょう。また、申告時期はものすごく混んでいることも多いので余裕を
もっていきましょう。

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Q. マンションを主人と私名義で
購入し、未だ控除の申請をしていません。

そして、今回拝見して気づいたのですが、
「ダブル控除を受けられないケース」に、該当していたのです。
今回配信のメルマガを引用させていただくと、

>夫婦2人で住宅ローンを組む場合、主に以下の3通りのケースがあります。
>
>(1) 夫婦で連帯債務者(夫婦一緒に1本の抵当権で登記されます)
>(2) 夫婦別々の借入(夫婦それぞれ2本の抵当権で登記されます)
>(3) 妻は単なる収入合算者で、連帯保証人
>  (主たる借入人だけ1本の抵当権で登記されます)
>
>住宅ローン控除を受けるには(1)、(2)ならOKですが(3)はダメで、
>夫婦ダブル控除は適用されません。

。。。。。こちらの(3)に該当します。
つまり、借り入れは、主人のみ、私は、連帯保証人。
そして、抵当権は、主人2/3、私1/3です。

その関係で、還付金も、2/3しか戻りません。

この契約をする際、銀行側は、すべて戻ってくるから大丈夫。
という事で、この契約になりました。でも、実際は戻りません。

何をもって銀行側は、そのような対応をしたのでしょう?
それとも、この時分は、保証人も含めて還付されてたのですか?

そして、返金されない場合、ほかの銀行で二人名義で、
借り換えした方がトクになるのでしょうか?

どちらに、この様な事を聞いて良いのか、
わからず、メールさせて頂きました。お忙しい所、申し訳ありません。
教えてください。

A《回答》

銀行の担当者が不適切な発言をしたことについては、
問題があると思います。私たち消費者は、即断するにはあまりに実務上で
の知るべき情報が不足しているため、取扱い担当者は顧客の利益を尊重
しないといけないと思います。

単なる連帯保証人の場合でも還付されていたという事実はありません。

おそらく、ローンを組んだ銀行では、単なる連帯保証人の収入合算者でも
ローン控除を受けられると間違えて信じ込んでいたか、あるいは知識が
なくていい加減なことを言ったのかも知れません。

どちらにしても、事実と違う説明があったことは非常にマズイと思います。
あげくに持分まで入れて、控除額まで減らされたのでは、腹立たしいこと
この上ないお気持ちは、お察しします。

残念ながら借り換えして、それが連帯債務になったとしても夫婦ダブル
控除の対象にはなりません(税務署聞き取り)。
がっかりさせてしまってごめんなさい。

今後は別の手段と方法できっと得する話題を提供できるように努めて
いきますので、期待していてください。

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Q. 初めまして。

70歳ローン完済のススメ!?を大変、興味深く拝読しました。
私はBさんのように生きていきたいですが。

借りた本人が死んだ場合、保険が残りのローンを肩代わりしてくれるん
ですよね? ですから、返済期間を短く設定したり、積極的な繰り上げ
返済をすると損することもあるんですよね?

極端な例ですと、あと1000万円払えばローン完済のときに1000万円
たまったとして、繰上げ返済した翌日、死んだとします。

すると、遺族にはお金は残りませんよね。

でも、繰上げ返済してなければ、1000万円、まるまる残ることになります
よね。ですから、私は積極的な繰上げ返済をするつもりはありません。

35年ローンなので、65歳で完済する予定ですが、65歳まで生きる自信が
ないのと、やはりある程度まとまったお金があった方が、自分や家族に
いざお金を使いたいときに安心だからです。

A《回答》

Iさんのようにお考えになることも納得できます。

1,000万円もくりあげ返済や一括完済したあと、
すぐに死亡したら悔いが残りそうでいやですね。

また、いざという時や、やりたいことで2度となさそうな機会まで
我慢して早期完済をめざすというのも考えものかもしれません。

早く完済したほうがいい、でも手元にお金も残したほうがいい、
では一体どうすればいいんだ(怒)との声も聞こえそうですが…

こんなふうに考えると迷ってしまいますよね。

結局のところ、『無理なくバランスよく』を心がるといったところ
でしょうか。

ライフプランや家計バランスを考えるには、
ボーナスや物思いにふけるこの時期は、いい機会かもしれません。

でもIさん、せっかくの人生ですから65歳まで生きる自信がないなんて
いわず、ご家族のためにも長生きしましょう。

年金も受け取らずに亡くなってしまうような損することは考えずに、
支払った分の元はしっかり取って楽しく暮らしましょう。

同じような考えをお持ちの方、いくらか参考になりましたでしょうか?

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 Q. このたび新築を購入することになりました。
  1つアドバイスを頂きたいことがございます。

 住宅ローン を使用するにアタリ 金融機関の比較をしましたが、
  いかんせん田舎(○○)なものでスタートから選択肢が少なかった
  です。(涙)

 手続き・支払のしやすさを考え地元の2金融機関を検討いたしました。

 (1)労働金庫
  (2)給料振込みをしている第2地銀

 =金利=
  (1)労働金庫・・・3年固定1.75% 5年固定2.15% 10年固定2.45% 
  (2)第2地銀・・・3年固定1%(通常2%だがキャンペーンで1%)
5年・10年固定は同じ

 =保証料=
  (1)労働金庫・・・労働組合の付き合いが有り若干安
  (2)第2地銀・・・普通?

 =支払のしやすさ=
  (1)労働金庫・・・労働組合で給料天引き 
  (2)第2地銀・・・指定日自動引き落とし

 =団体信用保険?=
  (1)労働金庫・・・ローン返済まで労働金庫負担 
  (2)第2地銀・・・初年度は第2地銀負担だが、2年目以降は借入者負担

 =その他情報=
  (1)労働金庫・・・今年の10月に東北の労金が合併 
  (2)第2地銀・・・特になし

 第2地銀の1%キャンペーンにも惚れましたが、
  メリットの多そうな「労働金庫」にいたしました。

 前置きが長くなりましたが、
  「何年固定」を利用するのが良いのか悩んでいます。

 借入額:2800万円 返済期間:35年
  3年1.75%なら月々 90,000 (ボーナス無し)
  5年2.15%なら月々 95,000 (   〃   )
10年2.45%なら月々100,000 (   〃   )

 当初3年物を利用し、
  「残債が多い最初は低金利の3年1.75%を利用し、
   10年物との差額1万円を貯蓄」

 と思っていましたが、周りの人から
  「10年を一区切りと考え、10年間は“安定”を取るべきだ」と
  言われています。
  ドレを勧めますか??

 ○○県 J.E

A《回答》

J.Eさんマイホームご購入おめでとうございます。

ローン選択で格闘中のご様子ですね、
それも深く掘り下げて研究されていますね。

J.Eさんのローン選択の意識の高さに感心しています。
参考にしていただけて、よかったとうれしく思います。

ローン選択の着眼点もすばらしく、
もう私がアドバイス申し上げるレベルを超えていらっしゃると思います。

今回のご質問に、参考にして頂きたいポイントを付け加えるとすれば、
以下の2点です。

●低金利が5、6年続いたとしても、気にせずにいられるか?

 (割高な返済をしている状況が続いていることに
   ガマンできない方が多いため)

●差額金利分を繰り上げ返済には使わない、と考えられるか?

(返済開始直後から繰り上げ返済すると、
  入れられるお金が多いほど効果が大きいので、
  低い方を選んでおけば…との後悔する可能性があるため)

というような点でしょうか。

当社のところにローンの借り換え相談に見える方は、
全員長期の固定を選択した方です。

1番短い固定と変動を選んだ方は、1人も相談には来ていません。
最近では、5年固定で組んだ方も相談にいらっしゃいます。

もう少し我慢してもよろしいのではと思うのですが、
もう十分我慢したのでこれ以上の我慢するのはイヤなのだそうです。

リスク大嫌いで安全がすべて、
という繰上返済しない派なら10年固定、

今すぐできることに意欲的に取り組みたい、
という繰上返済積極派なら3年固定か変動
というのではいかがでしょうか?

同じような悩みをお持ちの方、参考になりましたでしょうか?

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Q. 私どもも3年前に都内のマンションを購入し、
現在ローン返済の真っ最中です。

ほとんど自転車操業のような資金繰りの中
少しでも無駄をなくそうと努力しています。

■公庫団信特約料について■

借入金約¥3000万
特約料として今年度¥66200を支払っています。
これは掛け捨てで年末調整の対象にもなりませんよね。
素人考えで恐縮ですが、これはとてももったいない気
がするのです。

現在主人はソニー生命に加入していますが、
この保険、確か満期時に養老年金に転換できるはずです。
ですので公庫の方を解約して、ソニー生命の死亡保障を
もっと大きな物に変更した方がいいのではないか、と思っています。
そうすれば掛け捨てではなく後に年金として受け取れますし、
年末調整の対象となり、一挙両得かな、と思っているのですが・・・。

A《回答》

忙しそうな資金繰りたいへんお疲れさまです。

検証してみましょう。

『団信保険料年払金額¥66,200は、果たして無駄か?』

団信保険料は、確かに掛け捨てで保険料控除の対象にもなりません。
そう考えると高そうで、ムダそうな感じがしますね。

では、民間保険会社で掛け捨てでないものを見てみましょう。

東京海上あんしん生命
30歳男性 終身保険(いつ死亡しても必ず支払われる一生涯の保障)
保険金額3,000万円 払込期間30年

年払保険料606,900円 差額540,700円

掛け捨てではないものの、ずいぶんと高い保険料となりますね。
これでは、保険料が家計を圧迫してしまいませんか?
かといって、保障を下げると、本当に万一のことがあった場合、
借金が残ってしまいます。
それでは、保険の役割としては不十分ですね。

結論としては、大きな保障は、掛け捨てで保険料コストを抑える方が
得策なのではないかと思いますよ。

54万円分の差額は、それこそ、くりあげ返済にでも使ったほうが
効果的なものとなるでしょう。

いくらか参考になりましたでしょうか?

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Q. 住宅ローン控除についての質問があります。
昨年末に住宅ローンを組みました。

借り入れした額は、3700万円の35年ローンです。
主人と私の年収は合わせて900万円ぐらいです。

住宅ローン等の特別控除額が、
私は約12万円、主人は約24万円となっています。

しかし、今回年末調整で戻ってきた分は、私はその12万が
ほぼそのままなのですが、主人は16万円でした。

仕組みが全く分からず、会社に確認した所、
住宅ローン以外の税金と天秤にかけられ、少ないほうを基準に
支払われるので、24万にはならない、との事でした。

それが決まりであれば仕方ないのですが、
「住宅ローンを見直したほうがいいのかもしれない」とも言われました。

見直しとは、具体的にどの部分を見直せばよいのでしょうか。
今よりも多く、年末調整で戻るようにする事は可能なのでしょうか?

3年固定、1.6%で借りたのですが、
現在は1.0まで下がったとも聞いています。

少し前に銀行の担当者に繰り上げ返済について聞いた所、
手数料が高くつくから、見直し(3年目)まで待ったほうが
いいですよ、と言われました。

あまり知識がない状態で住宅ローンを組んだのですが、
その時に色々な人から、年末調整で40万円くらいは戻ってくる
はずだと言われていました。(多めに言ったのだとは思いますが)。

特に、この還付金を返済に充てようと考えていた訳ではないのですが、
今回住宅ローン後初めての年末調整で、聞いていたよりも少なく、
出ていた金額(主人の24万円)よりも少なかった為に、
再度よく考えてみようと思い立ちました。

宜しければ、アドバイスをお願い致します。

A《回答》

戻ってくるお金が見込みより8万円少なかったら、
落胆しますよね。

どうしてこのような事態になったのか、考えてみましょう。

そもそも、kusanoさんの借り入れは3,700万円ですので、住宅ローン
控除で戻ってくるお金は、年末時点の残高の1%と決められています。
したがって、最大でも夫婦合わせて37万円弱となるはずです。

そして、この住宅ローン控除は、
「支払った所得税の金額」が上限となります。

つまり、戻す側としても、受け取った税金以上は戻すお金など
ありません、ということになる訳です。

もっとたくさん戻してもらうには、ご主人がもっとたくさん
所得税を払わないとお金は帰ってこないということになります。

今後、ご主人の収入が増えて、所得税の額が増えれば、
戻ってくるお金も今より増えることになると思います。

今回は、ローンを見直すことにより
控除額が増えるということにはなりません。

また、戻ってくるお金を有利にするために、
1度申告したものと異なる借り換えなどを実行しても、
税務署の判断は容易に覆らないので注意しましょう。

例えば、奥様に戻ってくるお金以上の所得税がある場合は、
お子さんや、親御さんの扶養をご主人から奥様に移すことなども
ひとつの方法として考えられます。

こちらは、先ほどの税額控除と異なり、所得控除といって、
総収入から控除対象額を差し引くものです。

奥様の所得税額 → 減 ⇒ 還付額変わらず 
ご主人の所得税額 → 増 ⇒ 還付額増 
    ↓                
奥様の納税額が減った分が、実質的に得する分

ということなら考えられるということです。

      ♪♪♪〜

ローン金利については、確かに1%を打ち出すところが、
増えていますが当初の3年間についてだけですので注意が必要です。
4年目以降も金利の優遇が継続されるものもありますが
1%が続くことはありません。

更新した後も金利の優遇が継続されるものもありますが、
借り換えにともなうコスト(ローン保証料、事務手数料、登記料等)を
かけてまで0.6%の差を検討した方が良いのかという話になると疑問です。

      ♪♪♪〜

繰上返済の手数料は、固定期間中は高い銀行が多いですが、
それでも繰上した方が良い場合もあります。

要するに、返済する額次第ということになると思います。

少額であれば、高い手数料分ばからしいので、銀行の担当者が
言うように更新時を目標にされる方がよろしいと思います。

10年間固定を選択しているのであれば、もどかしいかもしれませんが、
3年ごとの更新を目標として繰上返済にチャレンジするはいかがでしょう?

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Q. うちの場合もヘンドウ金利を選択したといえるのでしょうか?

H10年に中古マンションを購入しました。民間銀行で、
1,800万の借入、25年返済です。金利は2.40%でした。

H13年に『固定金利特約への切り替え』という通知がきたので、
見ると月々の返済が1万円も安くなるので、たった2年だけど、
固定金利で1.90%を選択しました。

2年たって、また通知がきたので、どうせまだまだ金利はあがらない
だろうとH15年に2回目の更新をしました。

幾つかの選択の中で一番安いのは2.0%となっています・・・
が、なぜ?今どん底と聞いていたのに、
なぜ2年前より0.1%上がっているのでしょうか???

え〜? 預金の利子なんてちっともつけてくれないのに〜?
どうしてローン金利があがっているのでしょう?
謎だらけです。
納得いきませんが、まあ一番安いので2.0%を選択しましたが・・・。

2年後は?
4年後は?
頭が痛いです・・・。

このまま銀行の策にあやつられ、
も、もしも第2のバブル時代がやってきてしまったら、どうしましょう?
0.1%づつ上昇・・・いや0.5%、1.0%・・・!

うちはわずかな郵便貯金と、利益がほとんどない株がひとつしかありません。
はやくリターンが高くなる金融商品を教えてください。

A《回答》

住宅ローンの更新時は悩ましいですね。

このケースは更新手続きをしなければ、
自動的にヘンドウ金利に切り替わるものです。
と、いうわけで、コロコロさんのケースも基本的には
ヘンドウ金利のグループに入ります。

コロコロさんは、2年固定を選択されたようですが、ほかに
3年固定、5年固定、10年固定などがあると思います。
固定期間が長ければ長い程、金利が高くなっているハズです。

金利はいわば『時価』です。

以前の更新で1万円も安くなったのは、金利が下がったからであって
今回の更新で金利が上がったのも『時価』だからなのです。

この『時価』の金利というのは、毎月毎月変更されます。

上がっている月もあれば、下がっている月もあります。
なんの変動もない月もあります。

通知はコロコロさんのもとに更新期限前に届いていますので、
そこに書かれている金利は『見込み金利』となります。

更新月が、数ヶ月前だったら金利は変わらなかったかもしれませんね。

でも、がっかりしないでください!
数ヶ月後だったら、さらに高い金利だったかもしれませんよ…?

2年後、4年後も同じような状況となることも考えられますから、
常日頃から金利動向に注目しておきましょう。

そして、第2のバブルがやってきてしまったら、その時こそ
住宅ローンの金利以上の利回りが得られるものを持っておけば
恐れる必要は無いでしょう。

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Q. 初めまして。

アドバイスお願いします。

【内容】
平成12年7月から返済開始

(1) 公庫融資

 返済方法→元利均等 30年
  借入れ金→1,380万円
  当初10年→2.60%で毎月 33,228円
       6ヶ月増額分 132,583円

11年目以降→4.00%で毎月 37,651円
       6ヶ月増額分 150,427円

(2) 年金併せ(厚生年金) 30年

 返済方法→元利均等
  借入れ金→一般融資 820万円
       特別融資 100万円

 当初10年→一般 2.770%で毎月21,283円
           6ヶ月増額分73,946円
       特別 3.080%で毎月 4,259円
6ヶ月増額分 0円

11年目以降→一般 3.80%で毎月 23,334円
           6ヶ月増額分81,148円
       特別 4,010%で毎月 4,624円
6ヶ月増額分 0円

(3) 銀行ローン(某金融業者提携ローン)

 返済方法→元利均等 30年 変動金利型(半年毎)
  借入れ金→380万円

        3.425%(銀行基準金利が2.625%
             提携先保障分金利が0.8%)
         毎月      10,676円
         6ヶ月増額分  36,994円

以上の内容です。

今もそうなんですが、夫婦共働きなので、これだけ借入れ
できたわけなんですが、私たちの会社を取巻く環境は悪化する一方で、
この先不安ばかりです。

ところで、2人で少しずつ貯蓄をして300から500万円までなら、
ローンの返済にあてがえるようになりました。

もっとはやく、100万でも繰り上げしとけばよかったのかも
知れませんが、大してメリットはないだろうくらいにしか思って
いませんでした。

最近、銀行ローンへの借換えの話もよく耳にしますが、
悩んでいるのは、

「繰上げ返済するなら、どこに力を入れるべきか?
  民間銀行へ借換えした方がよいのか?」 です。

素人目で見ると、(2)の特別融資分
(ここだけ返済することができるのか解らないが・・)と
(3)を繰上げか完済するのが望ましい気がします。。

子供は2歳で保育園預けです。よろしくお願いします。

A《回答》

ご相談の件ですが、

> 今もそうなんですが、夫婦共働きなので、これだけ借入れ
> できたわけなんですが、私たちの会社を取巻く環境は悪化
> する一方で、この先不安ばかりです。
> ところで、2人で少しずつ貯蓄をして300から500万円まで
> なら、ローンの返済にあてがえるようになりました

ご購入されてから、短い期間に
繰り上げ返済の資金として、300万から500万円も
貯金されたのは、すばらしいと思います。

> もっとはやく、100万でも繰り上げしとけばよかったの
> かも知れませんが、大してメリットはないだろうくらいに
> しか思っていませんでした

確かに繰り上げ返済は、早ければ早いほど、
利息軽減の効果がありますが、まだ、十分効果はありますよ。

> 最近、銀行ローンへの借換えの話もよく耳にしますが、
> 悩んでいるのは、「繰上げ返済するなら、どこに力を入れ
> るべきか? 民間銀行へ借換えした方がよいのか?」 です。
> 素人目で見ると、(2)の特別融資分(ここだけ返済することが
> できるのか解らないが・・)と(3)を繰上げか完済するのが望
> ましい気がします。。

今後、金利が上がると思われるのであれば、
心配しながら、返済するよりも

変動金利の(3)を完済してしまわれると
借入先がひとつなくなり、抵当権も抹消されるので、
気持ちの上では、楽になられると思います。

さらに、提携ローン返済分

   毎月  10,676円 , 6ヶ月増額分  36,994円

の返済がなくなるので、
繰上げ返済用の貯蓄にも回せることにもなります。

ただ、利息を少しでも多く減らしたいということになりますと、
公庫や年金に関しても、毎回の返済額に占める利息の割合が高い、
早い時期に元金を返した方が、

その分、削減される利息分も多くなるので、
公庫、年金、ローンに分散して、入れたほうが、
より多くの利息を削減できる場合もあります。

この点につきましては、今後の金利動向まで設定して、
細かいシュミレーションををしてみないと何とも言えません。

それぞれの繰上げ返済手数料なども考慮する必要がありますので、
提携ローンの詳細情報もうかがう必要があります。

また、銀行ローンのへの借り換えの場合には、
保証料、登記費用、事務手数料、火災保険料など、
かかる諸費用の額も見逃せないポイントです。

銀行ローンの短期のキャンペーン商品も
金利の動向によっては、リスクが大きい場合もありますので、

金利が上がるまでの、当初10年間は堅実に貯められて、
繰上げ返済された方が、利息の削減になるシナリオも考えられます。

2歳のお子様の教育費の貯蓄と住宅ローンの返済、
そして、老後資金対策など長期的なライフプランニングを立てて、

計画的に実現されるていかれることをお勧めいたします。

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先日、注文住宅の購入を検討されているお客様から
ライフプランの相談を受けました。

家賃の自己負担がたった1割の借上げ社宅に住んでいて、
いつごろ購入するのが合理的か悩んでいるとのことでした。

購入すると会社負担は、ほとんど無くなるため、今すぐよりは、
頭金をもっと貯めてからの方がいいとは思うのだけれど
と話されていました。

焦点は、ローンの返済額と返済期間、
退職金で一括完済する際のローン残額、他にも準備すべき教育費や
老後資金なども相談事項のポイントでした。

今までは、先に延ばすほど自己資金は増えるものの、
いつ着手するのがいいのか、非常に漠然としていたそうです。

カウンセリング、およびプランの提案の結果、

住宅ローンという難題を早めに片付け、
余裕のある繰りあげ返済プランを実行しながら、
子供たちともできるだけ長く住める家を持つとことを考えると

早く取りかかった方が安心だということがわかり、
とても参考になった、と喜ばれました。

私が対応した相談で、この方が先の不安が解消され
お役に立てたことはよかったと思っています。

今後は、教育費づくりに効果的なマネープランも作って欲しいとの
依頼も受け、またまた、長いお付き合いになりそうです。

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先日、建売住宅を購入希望のお客様からライフプランの相談を受けました。

希望の物件があるとのことでしたが、教育費など、
将来を考えると心配で決断できないとのお話し。

気に入っているので購入したいけれど、無理ならきっぱりあきらめよう
ということで相談に来られました。

加えて、今の担当者が住宅ローンの情報量に乏しく頼りにできないので、
ローンの選び方なども教えて欲しいというご希望でした。。

分析の結果、お客様がお子さんに希望する教育進路をバックアップする
にはある一定期間、奥様がパート・アルバイト収入をする必要がありそう
ということになりました。

必要となる収入金額が、現実的に可能なレベルであると判断できたため、
購入を決断されました。

たいへん安心されたようで、とても感謝していただき、光栄でした。

実は、この話には続きがあります。

信頼できるコンサルティングが良かったとのことで、
不動産購入の実行サポート(不動産の売買契約)もお願いしたいという、
たいへんありがたいご依頼がありました。

いくつかの住宅ローンの検証を行い、メリットが高いものを選ばれ、
先日つつがなく、決済引渡しまで完了しました。

ライフプランからの相談で、お客様が希望されていた不動産購入を
サポートできたことは、FP冥利につき、とてもよかったと思っています。

みなさまの身近な方に、同じような事でお悩みの方がいましたら、
参考になるかもしれませんので、FPへの相談もアドバイスしてみては
いかがでしょう。
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先日は、注文住宅を建て替え希望のお客様から
ライフプランの相談を受けました。

まだ、30歳前のご夫婦でしたが、
小さいお子さんが2人の4人家族の方でした。
4年前に中古住宅を購入されたそうです。

築年数が古いため、使い勝手がイマイチで、最近、床がゆるんできたり、
雨漏りがあったりで、リフォームが必要な状況であるとのこと。

返済中の住宅ローンの残りが、1,000万円ほどありますが、
新たな借入が可能なら、この際、思い切って建て替えたいとのお話しでした。

ローンの事前審査の結果、借入は可能となりましたが、
返済額が倍以上になることから、果たしてこれでやっていけるのかどうか
不安で決断できないということで、相談に来られました。

             ♪♪♪〜

定年退職前までに完済したいという希望が強く、
返済期間は30年が前提でした。

分析の結果、ローン開始後から、
すぐに奥様がパート・アルバイト収入を得る必要があるということに
なりましたが、下のお子さんがまだ2歳なので働くことは厳しいだろう…
と結構、落胆されていました。

ただし、このお客様は個人年金に3本、元本割れの学資保険に2本加入
しており、その分だけでも、年間60万円を超えていました。

             ♪♪♪〜

提案では、個人年金と学資保険をやめて、
ローン返済期間を35年に延ばすことに変更しました。

また、奥様のパートを6年後から始める、不要な支出を削るなどの対応に
より、ゆとりのある生活を送ることが可能なプランになりました。

子供2人分の教育費は、徐々に増やしていくことを想定しており、
くりあげ返済も6年後から無理のない範囲で実行していっても、
25年後には完済できるものとなりました。

個人年金をやめることで心配だった老後のお金も、定年退職金を丸ごと手元
に残せる結果となり、さらに定年5年前に住宅ローンがなくなるので、
プラスアルファの準備をする期間も十分あります。

お客様からは、やっていける自信がついたと喜んでいただけて
私自身もうれしい気持ちになりました (^_^)

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はじめまして。1年前にマンションを購入しました。購入前にいろいろな
本などを読み勉強したつもりでしたが言われてみれば、手続きに追われ、
任せっきりで決めていたような気もします。これを機に、いろいろ教えて
いただけると思うと、とても楽しみです。よろしくお願いいたします。

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初めまして、 ペンネームmiyukiです。今とても興味のある住宅ローンの
返済について知識を教えていただきとてもためになりました。
現在、夫婦名義で住宅を建て、現在ローン返済4年目です。

まとまったお金が貯まったので、繰り上げ返済をしたいのですがどのよう
な方法をとればいいのか分かりません。15年ローンを少しでも早い時期
に返済したいと思いますが銀行によっては、返済期間の変更は出来ないも
のもあり、また控除が受けられるうちに繰り上げ返済をしてもどのくらい
得をするのかわかりません。

今まで、自分がとても住宅ローンに対して、無知で不勉強であったか思い
知りました。高い買い物です。貴重な自分の財産を有効に使いたいために
色々と学んで行きたいと思います。よろしくお願いします。

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はじめまして。tayutayuと申します。これから住宅を購入したいと考えて
いますが、あまりにも無知な為、何から手をつけたらいいのか、また、何
に気をつけたらいいのかよくわからないのが現状です。

住宅を購入した友人達も、あまりわかってないうちにローンを組んだ者達
が多く、毎月の返済や税金などで苦しんでいる姿を見ると、怖い気がしま
す。固定か変動か!? …こんな初歩的な事もわかってない私なのですが、
将来の夢である(古いですが…。)『自分の家』をいつかは持ちたいと
考えています。

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はじめまして。住宅ローン、すごく興味のあるテーマです。
実際、今現在は住宅金融公庫からお借りしてるのですが、最近、よく銀行
から住宅ローンの借り換えについてご案内をいただきます。

たしかに、金利などを見ると、今よりずっと安くなるような気がします。
でも、最近のニュースなどを見ますと、ほんとに銀行に借り換えていいの
か、まだこの先30年近くつづくローン、どうしたらいいのか悩んでいると
ころです。

銀行に行けば、いろいろとアドバイスくださるのかもしれませんが、
やはり、その銀行に有利なお話しか聞けないのではないか…との不信感が
あります。
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はじめまして。去年、思いつきのようにマンションをかってしまったべあ
ーたです。たまたま主人の実家の目の前に建ったのがきっかけでした。

次男なのですがどうやら同居は逃れそうにないなぁっと思ってた矢先のこ
とで、これは縁だ!運命だ!義父母とうまくやっていくためにと神様がく
れたチャンスだ!と思い、家うんぬんというよりも、円滑な家族関係を作
るために購入しました^_^;ですので、まるで「無知」の状態で買ってしま
った一番ダメな買い方をしている人間です。

そんな私でも、購入すると決めてから(遅いのですが)一応本を読んだり
してはいたのですが、やはりイマイチわかっていないようです(T_T)こんな
状態ではいけないのでぜひ勉強したいと思っています。

また、繰り上げ返済を近々したいと思っていますので、いつ頃どのように
したらよいかなども知りたいなぁと思っております。

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