
コテイかヘンドウかそれが問題だ!
株式市場は2003年4月28日、日経平均7,603円を底に、この3年間
大きく上昇し、巷ではそろそろ量的緩和政策の解除、その先の
ゼロ金利の解除と賑やかになってきました。
返済中の方はもとより、これから返済を開始する方にとっても、
非常に気になるところだと思います。
そこで今回は、とっても重要なポイントである
コテイ金利 と ヘンドウ金利 の選択の着眼点をお話しします。
☆過去の傾向は?
そもそも数年前までは、
住宅ローンといえば『公庫』というぐらい公庫の独壇場でした。
かつては、銀行ローンも含めてコテイ金利であるにもかかわらず、
もっとも金利が低かったからです。
もちろん、現在でも既に借り入れを行われている方や、
フラット35など間接的にもその存在は欠かせないものであることに
変わりはありませんが、
現在では、過去のように公庫金利やフラット35などがもっとも
低いとはいえなくなりました。
実はヘンドウ金利はこの好景気の中、ここ数年来の2.375%でほとんど
変わっていない状況なのです。
まるでヘンドウではなくコテイ金利のようですね(笑)
短期固定特約のものであれば、
さらに低い金利のものもあります。
☆現在の傾向は?
ここ数年では、コテイ金利はヘンドウ金利よりも高いのが
普通となっています。
◆コテイ金利とヘンドウ金利とは例えばこんなもの……?!
皆さまは外出する際、天気を気にされると思います。
そこで、これからちょっと遠くまで出かける際に、
【長靴】または【スニーカー】を履いて行こうと考えます。
雨が降っていれば…… 長靴 でしょうね。
晴れていれば…… スニーカー ですね。
せっかく長靴を履いても、くもりや晴れつづきでは、
動きにくくて後悔してしまうでしょう。
一方、身軽なスニーカーでも雨が降ったら、
予定中止も考えられますね。
ここで、
いい天気 = 市場金利が低い状態
雨が降る = 市場金利が上昇する
と考えてみましょう。
すると、住宅ローンを組む際の金利タイプ選びは言ってみれば、
長靴とスニーカーのどちらかを選ぶようなものです。
「金利が上昇しても安心」を選ぶのであればコテイ、ただし、
低金利(晴天)つづきであった場合の後悔はつきものです。
「低金利・金利下落時のメリットを受ける」
方を選ぶのであればヘンドウ。
ただし、金利上昇時による計画変更はつきものです。
コテイ金利は安心ですが、
ヘンドウ金利よりちょっと高いです。
「金利が上がらない保証」の保証料、または
「金利が上がらない保険」の保険料
を余計に払うものと考えると、分かりやすいでしょう。
ヘンドウ金利は、金利上昇時にリスクがある点は、
もうおわかりですね。
ただ、現在のような景気のなかにあっても
ヘンドウ金利は、まだ上がっていないので、
リスクといってもわかりにくいかもしれません。
◇◆◆
◆◇◇ 金利上昇対策を考慮しよう
◇◇◆
金利上昇時に備え、コテイ金利を利用するのも
有効な選択肢と考えられます。
では、ヘンドウ金利を選択した方はどのように対応しましょうか?
金利が4、5、6%とどんどん上昇していったら、非常事態になります。
そんな金利上昇時には、
まとまった金額のくりあげ返済を実施して、返済額を下げたり、
5、6%時にはすでに完済してしまっているような
くりあげ返済計画を立てるなどの対策を考えておきましょう。
◆◇ ◆
◆◇ 金利動向や新型ローンにも注目!
今はどんどん金利が上昇しており、
マスコミも騒々しくなっていますが、
急上昇した金利は、いつ低下しても不思議ではありません。
事実、公庫が平成10年に史上最低金利を記録した時には、
誰もがこの低金利は2度とないと言っていましたが、
それから5年後……なぜか再び最低金利となっています。
今後の金利動向は「神のみぞ知る領域」ですが、
みなさまなりに情報収集して「神の領域」に近づいて、
金利に左右されるのでなく、金利をあやつりましょう。
◆◇ ◆
◆◇ こんな方法もあり?!
長靴とスニーカーを片足ずつ履く!(笑)
こんなアホな方は、もちろんいません。
でも、金利選択ならそれも可能です。
希望にあわせて、コテイとヘンドウを【ミックス】して
利用する方法です。
最近では、一つの銀行内でフラット35と銀行ローンを
組み合わせたり、銀行内でコテイ金利とヘンドウ金利を
組み合わせるなど選択の幅が広がってきております。
借り換えでもコテイ金利を利用したい方は、
検討してみてはいかがでしょう。
♪♪♪・・・
というわけで、これから借りる方、借り換える方には
お役にたったでしょうか?
今後、もしコテイやらヘンドウやらの特徴を忘れてしまったら、
長靴とスニーカーを思い出すようにしてください。
片足づつ履くのも可です(笑)
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