
ローン控除初年度は確定申告
住宅ローンを借りて家を購入した人は、住宅ローン控除で
所得税の一部が戻ってきます。
住宅ローン控除を受ける場合には、
買った翌年の3月15日までに確定申告をしなければいけません。
申告についての詳しい方法などは国税庁のホームページに
記載されています。
サラリーマンの場合、
2年目以降は勤務先の年末調整でローン控除が
受けられるので確定申告は不要になります。
翌年の確定申告は忘れずにしましょう。
その住宅ローン控除ですが受けるには、
以下のような条件を満たす必要があります。
◇ 床面積が50u以上の必要があります。
この面積は登記簿面積です。マンションなどはパンフレットの
面積よりやや小さくなるので注意が必要です。
◆ 中古住宅の場合にはマンションなど耐火構造は築25年以内、
それ以外は築20年以内、または「新耐震基準」に適合する物件である
必要があります
◇ 店舗併用住宅または増改築の場合は、居住部分が全体の2分の1以上
ある必要があります
◆ 取得後6ヶ月以内に入居し、控除を受ける年の12月31日までに居住すること
◇ 控除を受ける年の合計所得金額が3000万円以下であること
◆ 取得した年とその前後2年間(通算5年間)に、「3000万円特別控除」や
「居住用財産の買い換え特例」などを受けていないこと
◇ ローンの返済期間が10年以上あること
◆ 住宅の建物および、建物と一体で借り入れた敷地のローンであること
◇ 社内融資の場合は年利1%以上であること
なお、限度額や控除率は住宅を購入する年によって変わりますので、
注意しましょう。
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