物件に関する「3つの不安」と向き合う

機能の不安  土地編

鈴木さんは、「まず土地を買ってから、そこに家を建てる」
という自由な選択肢もあることに気付いたので、住宅購入に強い
ファイナンシャルプランナーに土地購入の注意点について聞いてみました。

「いわゆる『売地』をイメージすると、きちんと造成がされた
 整地状態の更地(サラチ)が思い浮かぶことでしょう。

 しかし、実際にはそうでないものが多くあります。
 すぐに建築に着手できないものも多いということです。

 時間的な問題だけでなく、想定外の費用がかかることもあります。

 上下水道の引き込みに数十万円を要することになったり、
 擁壁(ヨウヘキ)の新設が必要だったり、そこに地下車庫
 (堀り込み車庫)を作るともなると数百万円UPとなります。

 また、次のような点には注意する必要があります」


▼こんな点に注意!!


境界が明確であるか
・上、下水等ライフラインの利用に問題点はないか
・前面道路にセットバック要件はないか
・前面道路の種類による建築や使用の制限はないか
擁壁(ヨウヘキ)設置義務等はないか
古い外構が残っている場合、撤去に問題ないか
地盤改良費などがかさむことはないか
・予定しているボリュームの家が計画できる土地か
斜線制限を受けて希望の間取りが入らないことはないか
・一般に、建物の計画が具体的になっていないと
 土地分の融資が受けられないが、大丈夫か

上記のような注意点に関しては、より詳細な確認が必要です。

例えば、ライフラインなども配管の所有者が誰なのか、
埋設位置や他人の配管埋設や他人の敷地利用はないかなど。


 「できれば、土地購入の決断前に
  建築を担当するプロに確認してもらって
  希望する建築プランが入りそうかどうか
  の判断を仰ぐのがベストでしょう」


というファイナンシャルプランナーの話を聞いた鈴木さんは、

 「単に土地を購入するだけでも、
  こんなに多くの注意点があるんだっ!」

という驚きを隠せませんでした。

【家を買う前のワンポイント】 土地から買う場合でも、これは欠かせない!

まだ住宅が建っていない状態の土地への融資は、多くの金融機関が慎重な姿勢を取ります。
なぜなら、そこに合法的な建築物が建つとは限らない…など、不明瞭な点があるからです。
よってローンを組んで土地を買う場合、建物のプランは基本的に欠かせません。

ローン審査は、土地・建物・諸費用を加えたトータル金額で行われるのが普通です。
また、担保評価(タンポヒョウカ)も土地と建物の両方で判断されるものです。
よって土地の購入を先に行う場合でも、建築プランの検討と同時進行が望ましいです。


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私自身も、2011年に住宅ローンを組んで家を買う経験をしましたが、お金や物件など具体的な不安と向き合いながら決断するプロセスは、知識があっても相当しびれました。弊社内に身近に信頼できる専門家がいて、いつでも質問できる状態があったからこそ、最終的に後悔のない購入ができたと感じます。重要なポイントは「人気の物件」ではありません。自分に合った家を買う覚悟と、それをサポートしてくれる人の信頼性でしょう。(住まいと保険と資産管理 代表取締役 白鳥光良)