お金に関する「3つの不安」を減らす

目先のお金の不安


鈴木さんが実際に見た中で、「ここは住んでもいいなぁ!」と思った
物件の価格帯は3000万円~4000万円前後だったのですが、ちょっと
お高めの物件になると「この物件のローン、借りれるのかなぁ?」
という不安が生じてきました。

そこで、実務経験が豊富な担当ファイナンシャルプランナーに
インターネットで検索して調べてもよくわからなかった2つの用語
「ユウシヒリツ」「ヘンサイヒリツ」 について解説をお願いしました。


 「マイホームを購入するといっても、
   『よっしゃ、キャッシュで3000万円どーんと行ったるわ!』 のような感じで、
  ご自身の資金だけで購入される方は、ここは問題となりません。
 
  でも、少なくとも9割以上の方はローンを組んで住宅を購入します。
  鈴木さんもそうですよね! 住宅ローンを利用して購入する場合には、
  あなたの返済能力が金融機関から判断される基準を知っておくことが大切です」


 ▼融資比率(ユウシ・ヒリツ)とは?


 銀行側から見た、物件価格に対する
 「融資する(=貸し付ける)比率(=割合)」 という意味の用語です。

 例えば、4000万円の物件に対して800万円の頭金を入れて、3200万円を
 借り入れる場合の「融資比率」は、3200万円÷4000万円 = 80% です。

 一般に、自己資金が多い(=過去に貯蓄してきた)人ほど返済能力が高いと
 金融機関は判断します。 よって、「融資比率」は低いほど(自己資金が多いので)
 ローン審査はより通りやすくなると言えます。
 一般に、この比率が80 %までなら、ローンの審査はかなり通りやすいです。
 また、90%~100%でも、他の要素が良ければ通るでしょう。


 ▼返済比率 (ヘンサイ・ヒリツ)とは?

 その人が「収入に対して、何%をローン返済に充てるか」という比率です。
 詳しくいうと、年収(税引前の額面)に対して、年間のローン返済額の割合が
 どれくらいかという比率です。 返済負担率(ヘンサイ・フタンリツ)とも言います。

 例えば、600万円の税込年収の人が年間返済額が180万円となる場合の
 「返済比率」は、180万円÷600万円= 30% となります。

 この数値の上限は、35 %以内と定めている金融機関が多いです。
 収入の3分の1以上を大きく越えてローン返済に回すような人は、ちょっとした
 変化によって返済できなくなるリスクが高そうだなぁ・・・と考えると納得できます。



このような分かりやすいレクチャーを聞いた鈴木さんは、

 「銀行が『返済能力』を判断する基準は理解できた。 でも、さっき飯田さんが
  『それだけでは十分ではないんですけどね…』と言っていたのは何だろう?」

と、新たな疑問が湧いてきました。

【家を買う前のワンポイント】 それだけでは十分ではない!?

「頭金もそこそこあるし、月々の返済も大丈夫!
  ローンの仮審査もクリアしたようだ! よし、購入しよう!」

 ・・・とすぐに思うのは、ちょっと危険です。

 なぜなら 『借りられる金額 = 返せる金額』
 とは限らない
からです。

 例えば、10~15年後にお子様の教育費の負担が跳ね上がる
 としても、現時点の審査内容には反映されていません。

 あなたが将来に向かって、どのような希望や夢をもっていて
 何を優先して、どのように充実した人生を送りたいと思うのかによって、
 住宅ローン返済に充てられるお金、つまり『返せる金額』 は変わるのです。


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私自身も、2011年に住宅ローンを組んで家を買う経験をしましたが、お金や物件など具体的な不安と向き合いながら決断するプロセスは、知識があっても相当しびれました。弊社内に身近に信頼できる専門家がいて、いつでも質問できる状態があったからこそ、最終的に後悔のない購入ができたと感じます。重要なポイントは「人気の物件」ではありません。自分に合った家を買う覚悟と、それをサポートしてくれる人の信頼性でしょう。(住まいと保険と資産管理 代表取締役 白鳥光良)