
不動産の売買契約(ふどうさん・ばいばいけいやく)
通常のケースにおいて、重要事項説明(通称:ジュウセツ)と、
不動産売買契約(通称:ケイヤク)は同日に行われます。
重要事項の説明がひと通り完了した後、ひきつづいて
あなたの目の前に、不動産買契約書が出されました。
▼売買契約の日までに知っておきたいこと
「不動産売買契約」においては、
様々な契約書のテンプレートがあります。
「土地(登記簿)」 「土地(実測)」
「土地建物(新築)」 「土地建物(中古)」
「区分所有建物」
また、それぞれに「業者が売主の場合」のテンプレートもあります。
どのタイプの契約書にどのような条文が書いてあるかは、
ほとんどの方がご存じないでしょう。
通常、どのようなパターンの契約書を使用すると伝えられたり、
事前に契約書の詳しい説明を受けることはありません。
しかし、それがあなたにとって大きなリスクとなることでも、
契約の内容は条文に記載されている通りとなります!
(実際にご相談をうけ、取り交わした契約書を拝見することも多いのですが、
「これはいかがなものか?」と思うような内容や特約も目にします)
契約内容の読み上げが始まり、淡々と進んでいきます。
聞きなれない専門用語や法律用語による独特な言い回しの中、
戸惑いを感じながらもエスカレーターに乗ったように最後まで進み、
あっというまに署名・捺印の瞬間がやってきます。
あなたは人生最大の不安に押しつぶされそうになりながら、
「たたたたたぶん大丈夫なんだろう・・・だっ、大丈夫じゃなくてもダイジョブ!」
と心の中では70%くらい発狂しかけている自分を押さえ込みながら
その儀式を完了して、手付金(テツケキン)をお願いしますと言われて
持ち慣れない札束を震える手で売主さんに渡します。
………と、このように、
頭のてっぺんから爪先までがシビレて沸騰するような緊張感と
キヨミズの舞台からK点越えの大ジャンプをするような勇気を持って、
不動産の売買契約に臨まなければならないような事態 (^o^; は、
避けたいものですね!
では、どのようにすれば良かったのか?
ズバリ、事前に契約書類の内容を十分に把握している状態にして、
契約の当日は、その内容と最終書類に相違はないかの確認と
最終的な疑問点を払拭する場とするべきでしょう。
【家を買う前のワンポイント】 契約書も必ず事前にもらっておく
購入の申込みから契約日まで1週間前後しかないバタバタした中で、
忙しそうな担当者に色々とお願いするのは気が引けるかもしれませんが、
不動産売買の契約書も必ず事前にもらって確認しましょう。
メール添付でもFAXでも何でも良いので書類を送ってもらって目を通して、
何度も読んで理解するように務めて、わからない点や不安な点があれば
遠慮なく質問しましょう。 また、特記事項や備考欄は必ず読みましょう。
そして、必要に応じて内容の修正をしてもらうことも遠慮なく希望しましょう。
契約書を見ずに捺印して、あとから「聞いてないよー!」と騒ぐのはナシです。
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