家を買う「手続きの全体像」を把握する

金銭消費貸借契約 (きんしょう・けいやく)


金銭消費貸借契約(きんせん・しょうひ・たいしゃく・けいやく)とは
ローン利用などで金融機関からお金を借りる際には、必ず取り交わす契約です。

長いので省略されて「きんしょうけいやく」などと呼ばれています。
さらに省略して「キンショウする」などと言う業界人も多いでしょう。
最も意味が分かりやすい表現は「ローン契約」でしょうか。

ローン契約が完了する前であれば、その申込みを取り下げることもできます。

▼キンショウ契約の日までに決めておくべきことは?


売買契約を済ませたあなたは、住宅ローンの本申込みを行いました。
数日後、希望した借入額の貸付承認(かしつけしょうにん)がおりました。

そして、いよいよ「残代金の決済」と「物件の引渡し」にむけて、
銀行とローン契約を結ぶこととなりました。

住宅ローンの事前審査も本申込みも、不動産会社の営業担当者に
対応してもらっていたので、初めて銀行の担当と会うことになります。

原則として、平日の銀行の営業時間内に予約をしてから、
必要書類を揃えて行くことを要求されます。 その予約の際に、
銀行から準備の案内と共に、答えにくい質問がきます。


銀行   「新住所で登記しますか、それとも旧住所で登記しますか」

あなた  「はいっ???・・・どちらにしたらいいんでしょうか?」

銀行  「それは業者さんと相談して決めて頂けますでしょうか。
      登記する住所の住民票と印鑑証明書が必要ですから」

あなた 「新住所って? まだ引越ししてないけど…どうするんだろう?」


あなたは、こんなやりとりに困惑する可能性があります。
このような話をいきなり聞いても普通の人は意味がわかりません。
これにどう対応するのかは、不動産の購入をサポートしてくれる
あなたの担当者と事前に打ち合わせしておきましょう。

さらに、ローン契約の際には、金利だけでなく、
住宅ローンの種類(固定・変動)や組み方(返済期間など)など、
様々な条件を決定することになりますので、

「当日を迎えてもまだ迷っている」
「もっと情報を集めないと決められない」

などということがないよう、
できるだけ早めにファイナンシャルプランナーに相談して
住宅ローンに関する様々なことを決定しておきましょう。

また、火災保険の加入手続きもこの時に行うケースが多いので、
火災保険や地震保険に関する方針も決めておく必要があるでしょう。

「キンショウ契約の日に焦って決めさせられた様々なプラン、
 今からやり直したいけど・・・さすがにもう遅い!」


あなたがそんな後悔をすることがないよう、早めに動きましょう。

【家を買う前のワンポイント】 私自身のキンショウ契約体験

私(白鳥光良)が2011年に中古マンションを購入した際にも、
金融機関においてキンショウ契約を行ったのですが、その際には
「コストが上がる様々なお誘い」がありました。

「金利上昇に備えて、10年固定(=金利は少しお高め)のプランを
 何割か入れることをオススメしますが、いかがで…」
と聞かれました。
  (→ 10年後にまとまった繰上げ返済が可能なライフプランなので、
   「全額変動で大丈夫です!」と食い気味に即答しました)

▽ガン、心疾患、脳疾患などが確定すると住宅ローンが完済される、
 「三大疾病保障つき団体信用生命保険」(金利0.3%アップ)はどうされますか?
 と聞かれました。 (→入院やガンに備える保険は別に準備してあるので
 なしで良いですと即答しました)

自然災害時に一定の返済が免除される保険(金利0.1%アップ)はつけますか?
 と聞かれました。(→これもなしで良いですと即答しました)

火災保険については (事前に銀行に伝えて) 自分で準備して吟味して加入。
 水害リスクが低い物件のため、「水災不担保」の火災保険にしたら保険料は割安に。
 また、「地震を原因とした火災」のリスクが殆どない物件のため、よく考えたうえで
 地震保険には加入しないという決断をしました。

コストが上がるお誘いに乗れば 「何らかのリスクに備える安心感」 が高まりますが、
過剰に備えることは平常時の貯蓄を減らしてしまう要因になりますので、
事前に色々な準備をしたうえでキンショウ契約に臨みましょう。


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家を買う前に知っておくべき重要なことは?

私自身も、2011年に住宅ローンを組んで家を買う経験をしましたが、お金や物件など具体的な不安と向き合いながら決断するプロセスは、知識があっても相当しびれました。弊社内に身近に信頼できる専門家がいて、いつでも質問できる状態があったからこそ、最終的に後悔のない購入ができたと感じます。重要なポイントは「人気の物件」ではありません。自分に合った家を買う覚悟と、それをサポートしてくれる人の信頼性でしょう。(住まいと保険と資産管理 代表取締役 白鳥光良)