
月1万円からできるくりあげ返済
住宅ローンの3大コストをご存知でしょうか。
そうです、入門編でもご紹介しているとおり
1.金利、2.団信保険料、3.保証料でしたね。
この3つはしっかりと頭に入れておいてください。
実は、他にも重視すべきポイントがいくつかあります。
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◆◇◇ 以前、日経新聞の記事に載っていた衝撃のアンケート結果
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『住宅ローンを選ぶ際に重視することは何か』というアンケートを
12,000人に実施したものでした。項目の順位は以下のとおりです。
1、金利の低さ
2、くりあげ返済の自由度
3、返済方法の内容
4、金融機関の信頼性
5、返済期間の長さ
6、担当者の対応
7、金利タイプの変更
8、ローン審査の簡便さ
9、勤務先の社内融資
10、過去の取引関係
このアンケートには、団信保険料や保証料などのコストについて、
選択肢にあげられていなかったので、それはなぜかな?
と考えてしまいましたが、とりあえずそれは、置いておくとして、
1位の「金利の低さ」を重視する方が80%以上いるのは当然として
2位の「くりあげ返済の自由度」を重視する方が約40%もいるのは
衝撃の結果でした。
借入される方々のくりあげ返済に対する意識の高さが表れた結果です。
では、その『くりあげ返済の自由度』が一体どのくらい有効なのか
検証してみましょう。
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◆◇◇ くりあげ返済ケーススタディー(Aさん vs. Bさん)
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明日は給料日です。♪♪♪〜
AさんもBさんもやりくり上手で、給料日前に1万円あまりました。
何に使いましょうか?
もちろん、家族で外食するもよし、レジャーに使うのもよし、
服を買うのもよしです。
または、銀行にそのまま入れておく方法もあるでしょう。
しかし賢いAさんとBさんは、このあまったお金をローンのくりあげ
返済に使うことを思いつきました。
その後、AさんもBさんも家計やりくり術が功を奏して、
つねに1万円あまる節約ワザを修得しました。
しかし、ここから先が運命の分かれ道。
★Aさんは、その1万円を毎月くりあげ返済に使うことにしました。
★Bさんは100万円貯まってからくりあげ返済することにしました。
AさんBさんとも25年後までともに300万円をくりあげ返済しました。
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◆◇◇ 2種類のくりあげ返済の最終的な結果は?
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さて、最終的な結果はどのようになったでしょう?
どちらの家族も2,000万円を、金利2.4%で35年の住宅ローンを組んで、
ボーナス払いは一切つかわなかったとします。
☆Aさん
総利息返済額は、約771万円となります。
返済回数は351回です。(29年と3ヶ月)
☆Bさん
総利息返済額は、約815万円となります。
返済回数は358回です。(29年と10ヶ月)
◆比較してみると……
ご覧のとおり、約44万円分Aさんは得をします。
AさんはBさんより7ヶ月はやくローンが終わり、
長いこと払い続けた負担から解放され、晴れやかな気分で夫婦で旅行に
出かけて行きました、なんて素敵なことになるかも知れません。
これは、あくまでBさんが利率が極めて低い銀行の普通預金に入れ続けて
100万円貯めた前提ですので、もっと利回りが高いものなら少しは変わります。
しかし、利子についても20%税金がかかりますので、実際には住宅ローン
金利以上で回る元本保証の積立型商品は、そうは出てきませんね。
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◆◇ Aさんが有利だということはわかりました。
でも実際には、このシミュレーションが現実にそのまま通用するわけ
ではありません。その理由は分かりますか?
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◆◇◇ 誰もがAさんと同じことができる?
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Aさんのように負担感をあまり感じないで、
くりあげ返済ができればそれに越したことはないですね。
コツコツ貯めた100万円を一気にローン返済に充てるより、
思い切りやためらいをともなわず実行できることでしょう。
でも実は、日経新聞のアンケート結果第2位の『くりあげ返済の自由度』
が各金融機関によってさまざまであることに注意する必要があります。
住宅ローンを組む際に『くりあげ返済の自由度』を重要視される方は、
よくよく金融機関の基準を調べてから選択するようにしましょう。
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◆◇ くりあげ返済の最低金額に注意!
まず、公庫やフラット35などはくりあげ返済の最低金額が
100万円以上となっています。
したがって、Aさんのように毎月1万円づつというわけにはいきません、
Bさん方式でくりあげ返済するしありません。
中には、公的融資と同じように、民間金融機関でも最低金額100万円と
しているところもありますから確認するようにしましょう。
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◆◇ くりあげ返済のコストに注意!
くりあげ返済のコストとは、手数料のことです。
もし、手数料が1回25,000円だとしたら、あなたはどうしますか?
25,000円の手数料を払って1万円のくりあげ返済をする気になります?
いくらAさんが得だとわかっていたとしてもやりませんよね。
では、タダだったらどうでしょう?
タダならヤル気がでてくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、この手数料が金融機関によってずいぶん異なります。
一般的には、『変動金利』を選択した場合の方が手数料は安くなって
います。だいたい5千円〜1万円ぐらいのところが多いようです。
それに対し『短期固定特約』を選択した場合は割高ということになります。
高いところでは、5万円もする金融機関もあります。
さらには、特約期間中はくりあげ返済を受け付けないところもあります。
ええっ!! 10年固定を選んだので10年間くりあげ返済できません…
なんてことがないように気をつけましょう。
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◆◇◇ くりあげ返済重視派の方をサポートするローン
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最近では、住宅ローンも以前のようにどこでも同じではなくなりました。
キャンペーンをはじめとして、
ローンの商品も良い方へ変わってきています。
くりあげ返済自由度を重視する方の希望をかなえるローンもでてきました。
月1万円のくりあげ返済が可能なものも存在しております。
ただし、くりあげ返済でも返済期間短縮に限られ、
返済額軽減は扱わないケースも多いのでご注意ください。
また、公的ローン併用が不可のものも多いので確認しましょう。
これらの金融機関は、手数料が無料のほかにもメリットがありますので、
詳細を知りたい方は問い合わせてみてください。
♪♪♪・・・
というわけで、これから借りる方、借り換える方で、
くりあげ返済を重視して組みたい方は、
自由度が高いローンを選択肢の中に入れてみてはいかがでしょう。
私の知人には、この『毎月1万円』で完済する日が近くなるのを実感
して以来、かなりエネルギッシュにくりあげ返済している人間がいます。
今では平均月約3万円、
ボーナス2回と年末調整分で42万円くりあげ返済しているそうです。
すでに6年短くなったと自慢しています。
この調子であと10年で完済すると燃えていました。
クセになるそうなので、
「返しすぎ? には注意しましょう」(笑)
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